沖縄剛柔流空手道総本部順道館(館長・宮里善博)は宮里栄一先生追善10周年及び順道館開設55周年記念大会が平成20年11月5日(水)〜9日(日)、那覇市民体育館で門下生(国内・海外)が結集し、盛大に開催された。
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ご挨拶
沖縄剛柔流空手道総本部・順道館
館長・宮里善博
本年は宮里栄一先生が亡くなられて10周年、先生が順道館を開設してから55周年を迎え、ここに記念大会を開催する運びとなりました。
おかげさまをもちまして、先生亡き後今日までその意志を引き継ぎ、多くの門下生と共に、順道館を沖縄剛柔流空手道の鍛錬の場として継続する事ができました。これもひとえに皆様方のご支援の賜物と、深謝申し上げる次第でございます。
順道館は、昭和28年に父・宮里栄一が宮城長順先生の意志を引き継ぎ、その庭において指導を始め、昭和31年安里において木造の道場を建築、本格的に剛柔流空手を指導、その後、門下生が本土・海外へと広がり、昭和45年隣地に現在の鉄筋コンクリート造りの道場を建築し現在に至っています。
この順道館を起点として県外・海外に多数の支部道場が開設され総本部順道館は沖縄剛柔流空手道の本場の拠点として続いてきました。
さて、沖縄空手がスポーツ競技として普及していく反面において、伝統的な武道を継承していく本場の「町道場」の継続は難しくなっているのが実情であります。他方、海外は武道空手の普及が顕著であり、当順道館にも海外支部を中心に外国からの来館者が絶えず、また海外からの招聘も多くそのつど指導員を派遣しています。
順道館は宮里先生亡き後も、日曜日を除いて、午後2〜10時まで開館し、随時の鍛錬が可能な「町道場」として継続し、多数の門下生が汗を流し日々鍛錬に励んでおります。
さらに平成17年には故宮里栄一先生の著作「沖縄伝剛柔流空手道」の英訳版を発刊、翌年には順道館の伝統的な形及び基本分解を明確に残すべく、DVD「順道館空手、2.3」を発刊し、沖縄剛柔流の伝統空手を正確に継承すべく努力してまいりました。
こうした中で、この度の記念大会を世界の支部に発信したところ、順道館の歴史の中では最も多くの海外門下生の参加を実現することができたのは喜ばしい限りであります。ここに宮里栄一先生の功績を称え、順道館開設55周年を記念し、普段の鍛錬の成果の一端を披露できることをうれしく思います。
私も父栄一の遺志を引き継ぎ、皆様のさらなるご支援の下に、微力ながら、沖縄県剛柔流空手道のさらなる継承発展に尽力する所存でございます。皆様にはより一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
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